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もっと小さなお客様

連休最終日。今日はボコのアメフトデー♪というわけで、そんなにネタもなさそうだし、洗濯でもして、ブログはお休みじゃ!と思っていた。。。

まずは洗濯しようと、部屋のすぐ前にある洗濯場へ。すると何やらドアのほうから音が聞こえる。♪かさかさかさ、ごそごそごそ♪振り返った私は、目が点。小さなわんこがしっぽをふりふり私を見ているではないか!ちょっとあり得ない状況に、もう一度確認。やっぱりそこにはかわいいわんこがいる。なぜがとってもフレンドリーで、ずっとしっぽを振っている。散歩にでも行く途中に立ち寄ったのかな…と思ったけど、人の気配なし。まさかひとりで散歩中?!「早くおうちに帰りなよ〜」と言ってバイバイ。でもどうも気になって、ボコに話す。

まず『あり得ない状況』の説明。私たちの住んでいるアパートは6階建て。私たちは6階に住んでる。200部屋くらいある結構大きなアパート。完全セキュリティーシステムなので、住人以外はなかなか入って来れません。移動は主にエレベーター。非常用階段も、鍵が必要。というわけなので、迷い犬というのは考えられないこと。

私の話を聞いたボコは、気になったようで、廊下へ、、、
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ナント、帰って来たボコは、わんこを抱いているではないか!!!

この状況、まずは6階の住人の犬としか考えられない。エレベーターに1匹では乗れないし、階段の鍵も持っていない。ということで、ボコと6階をぐるりと回ったが、誰も探している気配もなく、玄関ドアが開け放たれている部屋もなし。ウロウロしてても危ないし、かわいそうだし、ってことで廊下に「Missing dog? See us at 6○○」とメモを貼り、うちで預かることに。私もボコも犬は大好き。新しい場所に来年引っ越したらすぐに犬を飼う予定。それまではペットショップに通っては、犬を眺める日々。なので、予期せぬお客様に大興奮!ボコなんてもう大変。わんこがベランダの方に行くと、さささっ、とついて行き、「外に出たいのかもしれない」とドアを開ける。わんこが玄関の方に行くと、さささっ、と追いかけ、「外に出たいのかもしれない」とドアを開ける。わんこにくっついている人間(笑)

小さなお客様は、どうやらうちを気にいってくれたのか、すっかりリラックス。もっと小さなお客様_c0148627_1712595.jpg
とにかくフレンドリー。そしてきちんとしつけがされているのだ。もっと小さなお客様_c0148627_17122731.jpg


数時間経っても、誰も連絡なし。ずっと預かっていたい気持ちはあったけど、探している人がいてはいけないので、アパートのオフィスが開いた頃、ボコとわんこはオフィスへ。。。帰って来たボコの手には、わんこはいなかった。他に犬を飼っている住人さんが、犬用の設備が整った部屋で預かってくれることになったらしい。ちょっぴり淋しそうなボコ。

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そして夜。どうしても気になって住人さん宅を訪問。すると、やっぱり迷い犬なのか、誰もオフィスに連絡がなかったらしい。でも、わんこはオフィスで働く女性(すでに2匹飼っている)が飼いたいと申し出、連れて帰ってもらったそうだ。実はボコは、わんこを飼う気マンマンだったようで、「ドッグフードとおもちゃ買いに行こうか?」って言っていたのだった。わんこがまだそこにいることを期待しながらも、でもちゃんと飼い主さんが現れてくれていることを願って、訪問したのだった。左足が、ちょっぴり不自由そうなわんこ。でもやさしい女性にもらわれていって本当によかった。。。一応”コタロウ”って名前付けてたんだけどな〜。。。ほっとしたような、淋しいような連休最終日でした。
by kgoldmonkey | 2007-11-25 22:00 | 日常生活